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院長紹介
Greetings
院長 | 岡野昌樹 |
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略歴 | 1981年:滋賀医科大学卒業 1981年:大阪大学医学部皮膚科学教室入局 1986年:大阪大学医学部大学院博士過程卒業(医学博士) 1987年:大阪府立羽曳野病院(現呼吸器アレルギー医療センター) 皮膚科勤務 1989年:愛染橋病院 皮膚科医長 1993年:愛染橋病院 皮膚科部長 2006年5月:おかの皮フ科を開院 |
免許・資格 | 医師免許 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 医学博士 所属学会日本皮膚科学会 日本アレルギー学会 日本接触皮膚炎学会 日本臨床皮膚科医会 日本褥瘡学会 |
診療に対する思い | 話をよく聞き、病気の本態を出来るだけ考えることを心がけております。 聞いていて理解でき、納得できる説明になるよう、心がけております。 求めておられることを患者様の立場で考えるよう、心がけております。 何より皮膚の病気をわずらう方に寄り添いたいです。 |
診療姿勢 | いつも愛想良くを心がけておりますが、必ずしも認められているとは感じません。ただ私の言動の根底に当院を選んで下さったことへの感謝の気持ちがあることは確かです。 |
大切に思うこと | 正直に腹を割って話すこと。 |
アトピー性皮膚炎について思うこと | ギリシャ語で「奇妙な」とか「不思議な」と言う意味のatopiaを語源に持つとされるアトピー性皮膚炎ですが、これまで①ほこりやダニ、あるいは食物や花粉といったアレルゲン、②保湿機能の低下、③ストレスなどが原因として取り上げられ、長年これらの改善が治療に繋がるとされて来ました。ただ本症解決の本質を突いた考えとも思えませんでしたし、実際にこれらの改善だけでこの病気が治るという印象もありませんでした。 ところが近年アトピー性皮膚炎に対する新しい治療薬としてデュピルマブ(デュピクセント®)、レブリキズマブ(イブグリース®)や他の生物学的製剤(遺伝子組み換え技術や細胞培養技術などのバイオテクノロジーを用いて作られ、特定の分子を標的とした治療に使用される薬剤)が開発されました。 アトピー性皮膚炎の本態はまだ解明されていないとはいえ、こういった生物学的製剤を使うだけでなぜか病状が大変良くなることを多くの患者や皮膚科医が実感していることと思います。当院でも数年前から用いておりますが、本剤を使用した重症のアトピー性皮膚炎の方々の多くが特に①、②、③を改善などしなくても痒みが驚くほど軽快し、発疹も徐々に良くなり、それまで塗布していたステロイド外用剤の使用量もだんだん減らせるようになっております。これまで苦しみ、悩まされていた症状が治まり、心の底からうれしそうな顔をされる患者様を見てこちらが感激するほどです。 湿疹の一種であるアイビー性皮膚炎に対する従来の治療は、主にステロイド外用剤を塗布することでした。 ステロイド剤は、本来ウイルスや細菌といった外敵に対して生体を守るためにある反応のはずなのに、不必要に過剰に働いてしまっている免疫や炎症の仕組みを広く押さえる働きをします。 一方生物学的製剤は、例えばデュピルマブの場合はサイトカイン(細胞から分泌されるタンパク質で、細胞間の情報伝達を担う生理活性物質の総称)の一種であるインターロイキン13(IL13)やインターロイキン4(IL4)の働きを抑えるそうですが、炎症や免疫の仕組みの一部を選択的に押さえて素晴らしい効果を発揮するようです。 ステロイド外用剤を塗ることでアトピー性皮膚炎の症状に対して一定の効果は得られます。またこれで不十分な場合はさらに補助療法である抗アレルギー剤の内服を併用したりもします。 ただ重症になるとそれでもなかなか十分な効果は得られません。当院でもいくら痒みが辛くて眠れなくても、あちこち掻きむしるぐらいに発疹がひどくてもこのような治療で対処するしかなく、それ以上のことはこれまでできておりませんでした。 満足いただける治療ではないのに、それでも長年通院して下さった重症のアトピー性皮膚炎の方々のことを思うにつけ、このような画期的な妙薬がもっと早くに開発されていたらどんなに良かっただろうと思います。また高額医療制度の対象とは言え、まだまだ高価な薬剤と言わざるを得ません。様々な事情はあるでしょうが、製薬会社ももっと安価に提供して頂けないものかと切に思います。 |
尊敬し、感謝して止まない人 | 日頃使っている薬を作ってくれた人。お会いしたことがなく、詳しくは存知上げませんが、足を向けては寝れないと常々思っております。 |
好きな言葉 | 自分がして欲しいと思うように、人にもそうしなさい。 |
心惹かれるもの | ZARDの音楽と、坂井泉水が書いた歌詞。 特に好きな曲:Season、二人の夏、マイフレンド、Forevwe you、瞳そらさないで、あの微笑みを忘れないで、Just For You、Take me to your dream、好きなように踊りたいの |
尊いと思うこと | ・病気の我が子を思う心配そうな母親の顔 ・何の見返りも期待することなく生徒の成長を楽しみにし、親でもないのに生徒の幸せをわが子のことのように喜ぶ教師の心 ・自らを省みず勇敢に火事へと急ぐ消防士の姿 |
勇気づけられる言葉 | 人は一瞬のハッピーがあったらまた走れる。(矢沢永吉) 「色々たいへんやと思うけど、前向け。」(朝ドラ) |
趣 味 | 音楽、旅行、美術館、道の駅、B級グルメ |
診療 時間 | 午前 9:00 ~ 12:30 | 午後 16:00 ~ 19:00 |
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月 | 〇 | 〇 |
火 | 〇 | 〇 |
水 | × | × |
木 | 〇 | 〇 |
金 | 〇 | 〇 |
土 | 〇 | × |